
海南島の魅力・青い海と白い砂 サンシャインリゾートの極み
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5月24日、大阪・梅田で開催された「旅博2025 in梅田」は、旅好きが集う熱気あふれる一日となりました。そのなかで、ひときわ脚光を浴びたのが、中国駐大阪観光代表処による出展ブース。海南省のトロピカルな陽光と、中国北方の氷雪が織りなす幻想的な世界——南と北、それぞれの魅力が融合したダイナミックな観光PRは、会場を訪れた多くの方々を魅了しました。
現在、関西国際空港や神戸空港の両空港から中国各地への直行便が順次再開され、関西からの中国旅行がますます身近なものになりつつあります。さらに、2023年末から始まった日本人に対する30日以内の観光ビザ免除措置も相まって、気軽に中国を訪れることができるようになりました。
こうした動きも追い風となり、中国文化と観光の最新情報を発信するブースには、開場直後から多くの人が足を止め、その注目度の高さをうかがわせました。各地の観光資料やデザイン性に富んだ限定グッズは早々に品薄となり、中国観光への関心と期待の大きさが来場者の反応からひしひしと伝わってきました。
南風に誘われて──海南ステージに舞う色とかたち
この中でひときわ注目を集めた海南省のミニステージショー。南国の光と風を運ぶ舞台は、観る者を瞬く間に日常から解き放ち、碧き海と椰子の葉が揺れる異国の風景へと誘いました。
わずか15分に凝縮された海南の魅力。黎族の伝統衣装ショーでは、世界無形文化遺産にも登録された手織りの黎錦が鮮やかな文様とともに披露され、舞踊と民族楽器演奏がやさしい南風のリズムを紡ぎます。
伝統と現代が溶け合うひとときは、海南の深い歴史と自由な息吹を静かに語りかけてくれました。
太陽の楽園と銀世界の幻想──南と北、異なる魅力を推し
今回の旅博では、中国の多彩な魅力を紹介する2つの特別セミナーが開催されました。碧海と椰子の島・海南省と、白銀に包まれた氷雪の世界。まったく異なる表情をもつ中国の南北から、それぞれの魅力を携えた観光プロモーションが大阪に登場し、参加者の方々の旅心を刺激しました。
そのⅠ 海南省──サンシャインリゾートの極み
海南省のセミナーでは、リゾート地としての魅力はもちろん、華僑文化や黎族の民族文化などの文化的な要素もふんだんに盛り込まれました。海と空の美しさに加え、伝統とモダンが共に息づくこの地の深みある旅のかたちが紹介され、多くの方が見入っていました。
高級ホテルやゴルフリゾート、離島観光など、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりな海南。日常を離れた癒しのひとときを提供するその魅力に、来場者の関心も高まりました。
その2 中国氷雪観光──雪と氷のファンタジー・魅惑の冬旅一方、氷雪観光のセミナーでは、真っ白な銀世界ときらびやかな氷の芸術が紹介されました。ハルビンの「氷雪大世界」や、ヨーロッパを思わせる街並み、豊富なスキー資源など、冬ならではの旅の楽しみが丁寧に紹介され、参加者たちを魅了しました。
寒さの中にある美しさや感動が、映像やプレゼンテーションを通じてリアルに伝わり、多くの参加者が「次は冬の中国にも行ってみたい」と声を上げていました。熱気あふれるプロモーションイベント
当日は、中国国際航空・マカオ航空・海南航空も参加し、それぞれの最新の路線情報や渡航の魅力を紹介しました。豪華賞品が当たる抽選会では、来場者の期待感が一気に高まり、会場は一体となった熱気に包まれました。
今回の旅博会には、80社を超える旅行関連企業が出展し、来場者数は2,000名以上にのぼりました。なかでも中国ブースは終日賑わいを見せ、その存在感はひときわ輝いていました。「中国って、こんなに多彩だったんだ!」――そんな驚きと発見が、訪れた人々の心に深く刻まれた一日となりました。