
中国各地で行われるユニークな春節イベント
2026-03-09


春節の時期になると、中国の家庭や街角には、さまざまな伝統菓子が並びます。
これらのお菓子は、単なる甘い食べ物ではありません。そこには、「幸福」「繁栄」「一家団らん」といった新年への願いが込められており、地域ごとに異なる食文化や風習を映し出す、春節ならではの存在でもあります。
🏵️ 縁起を担ぐ代表的な甘味
年糕(ニェンガオ)
「年々高まる」という意味に通じることから、成長や昇進、暮らしの向上を願う縁起菓子として親しまれています。北方では素朴な蒸し餅のようなタイプが多く、 南方では砂糖を使った甘みの強いものなど、地域によって味わいや食感に違いがあります。
糖葫蘆(タンフールー)
山査子やさまざまな果物を砂糖でコーティングした串菓子です。つややかな赤色は、「吉祥」や新年の華やかさを象徴するとされ、見た目にも春節らしいにぎやかさを感じさせます。
八宝糕・米糕 など
地域ごとに異なる材料を使って作られる蒸し菓子で、祝いの席や供え物として用いられることもあります。土地ごとの味わいや風習が表れやすい菓子でもあります。
花饃(ホアモー)
中国・黄河流域に伝わる、伝統的な麺塑の一つです。小麦粉を使い、手作業で形を整え、蒸したあとに彩りを添えて仕上げます。食べ物であると同時に、暮らしの美意識や祝福の気持ちを表す民俗文化でもあり、新しい一年が甘く幸せなものになるよう願いが込められています。
🏵️ 春節の団らんを彩る定番のおやつ
ナッツ類の詰め合わせ
春節の団らんの場に欠かせない定番のおやつです。家族や親戚が語らいながら少しずつつまむことで、にぎやかで温かな時間そのものを象徴する存在となっています。
干しナツメ(紅棗)・干し柿・ドライフルーツ類
自然な甘みと保存のしやすさから、来客用のお茶請けや贈答用として幅広く親しまれています。中にも干しナツメは「早くよいことが訪れる」という願いに通じることから、縁起物として親しまれています。春節の食卓や贈り物にもよく用いられます。見た目にも華やかで、春節の席を彩る存在です。