茶馬古道の中継地であった騰衝和順は明清以来、約600年の間に、茶馬古道を通じて海外と盛んに貿易をしました。東南アジアから香辛料、翡翠、象牙などを買い入れて中国で売り捌き、東南アジアとヨーロッパへは中国製の絹織物、 布、塩、茶、瓷器などを輸出しました。和順郷の至るところには古朴典雅な祠堂、石彫刻された牌坊、月台、亭閣などの古びた建築があり、茶馬古道の中継地であった昔の繁栄を伝えています。近くには火山地熱国家地質公園があり、温泉施設も充実しています。