12月21日、中国駐大阪総領事館と弊処主催の「中日観光交流の集い~VRで中国に行こう~」がホテルW大阪にて盛大に開催されました。薛剣総領事、中国文化観光部国際交流協力局謝金英局長、張西龍副局長、公益財団法人大阪観光局溝畑宏理事長、日本旅行業協会北村豪関西支部長、大阪市経済戦略局安井良三産業振興部長、全旅協大阪府旅行業協会岡本浩史副会長、協同組合大阪府旅行業協会鈴木隆利理事長をはじめとする約百名の観光業界、航空業界の代表が一堂に会し、アフターコロナ時代における新しい旅の形について交流を行いました。
当イベントは2部制で進行され、前半では「中日観光交流懇談会~中日国交正常化50周年を向けて~」が開催され、後半ではVRなどのハイテク手段を応用して中国をバーチャル旅する専用プログラム「VR中国漫遊」(VRで中国に行こう)のオープニングセレモニーが行われました。
早速その盛況をお届けします。
懇談会の様子。両国の観光交流を一刻でも早く回復したい!その気持ちを共感しながら熱い交流が行われました。
来年は中日国交正常化50周年の記念すべき年です。一丸になって旅の力で盛り上げて行きましょう!
主催者挨拶を述べる薛剣総領事。新型コロナウィルス感染症の大流行という未曽有の困境を打破しようと絶えずに努力している観光業界の方々へ敬意と感謝の意を伝えると同時に、文化交流、新しい観光スタイルの普及を図るなど、多様なイベントを実施、検討している総領事館の日々の取り組みを紹介。その新たな試みの一つとして「VRで中国に行こう」プログラムの起用を案内しながら、「「VRで中国に行こう」プログラムを通して、より多くの日本の方々に魅力的な中国を知って興味を持ってもらい、コロナ後、実際に中国を訪れてみたいと思ってもらうことを期待している」と語りました。
中国文化観光部国際交流協力局の謝金英局長と張西龍副局長がオンライン上で出席。謝金英局長は主催者挨拶の中で「中日両国は地理的に近く、長い人的文化交流の歴史を有している。両国は互いに重要な観光目的地であり、ここ数年、双方の交流規模がますます拡大し、人的往来が日に日に密接になってきた。新型コロナウイルス感染症の影響を受け海外旅行は歴史的低迷に陥ったが、テクノロジーの応用は両国の観光の発展に新たなチャンスをもたらしている」とし、駐大阪総領事館のバーチヤル観光プログラム「VRで中国に行こう」の運用に対する期待を寄せました。また、12月7日開催された第2回中日観光代表者フォーラムと、来年和歌山県で開催予定の第三回中日観光代表者フォーラムを言及しながら、「両国の観光業界が手を携え、中日観光交流の集いをきっかけに、知恵を集め、新しい考えを取り入れつつ、困難を克服して、地方間の交流と往来を深化させ、アフターコロナの中日観光の回復と発展、そして中日関係の持続的な発展のためともに努力するよう心より願っている」と語りました。
来賓代表として挨拶を述べる溝畑宏理事長。日中友好往来の歴史を振り返りながら国交正常化50周年と北京オリパラ開催という記念すべき年の2022年への期待と祈願を語りました。
日本旅行業協会関西支部の北村豪支部長は来賓代表挨拶のなかで「日本旅行業協会·関西事務局は、中国駐大阪観光代表処とはオフィスも同じビルのお隣同士で、まさに「お国もオフィスもお隣同士」とういうご縁で繋がっている」と述べながら、「旅がもつ五つの効果、すなわち文化の力・交流の力・経済の力・健康の力・教育の力こそ、これからの日中友好の絆を未来へとつなぐ「力」となると考えている」と語りました。
いざ出陣!VRで中国に行こう!
石首席代表は懇談会の司会を務めました。
中華人民共和国駐大阪総領事館のレポート(中国語):
http://osaka.china-consulate.org/xwdt/202112/t20211223_10474821.htm