【ファムツアー】8月24日-28日 本堂亜紀氏と撮影隊が「山東省ファムツアー」を実施しました

モデル、写真家として幅広く活躍されている本堂亜紀氏と撮影隊の一行が

中国国家観光局駐大阪代表処主催のファムツアーにて、8月24日~28日に山東省の各地を訪問しました。

山東省に魅せられた撮影隊の写真、体験談をご紹介します。

 

山東省撮影団 団長

本堂亜紀(写真家・モデル)

 

8月24日~5日間、中国駐大阪観光代表処のファムツアーとして、

山東省撮影団を結成し、私を含む7名で山東省を訪ねた。山東省には2回目となる私と、初となる他のメンバー。

孔子の故郷と泰山の印象を強く持っていたが、それだけではなかった。

写真枚数は毎日1000枚を超えるほど、その魅力にのめり込んだ。

いざ泰山へ!                             (撮影:本堂亜紀)

 

今に生きる歴史の中を歩く周村の美女                     (撮影:本堂亜紀)

 

暮れる夕日の中、遊覧を楽しむ泉の街、済南                  (撮影:本堂亜紀)

 

寺井 造美

 

お祭り気分を味わえる青島国際ビール祭は面白い。

世界から出展されたビールメーカー各社のブースではサーバーで入れたビールを飲み、

ステージで行われるダンス、音楽、オークションが楽しめる。

初日の入場者数は約30万人を超えるとのことで、夜遅くまで人で賑わっていた。

大人だけでなく子供達も楽しめるようにパレードやサーカスのような催しもある。

夜空を遊泳する、風船に吊るされた美女を見た時は子供のようにはしゃいだ。

夕方になるとイルミネーションが輝き出し夜景もキレイだ。

しかし、夢中で楽しんだこの体験よりも印象に残ったのは、青島ビール博物館で飲んだ原生ビールの美味しさだ。

濾過する前のもので味が濃くうま味やコクがある。

社会人になりビールを飲み続けて十数年、ビールで感動したのは初めての経験だった。

是非、本場で青島ビールを皆さんも♪ 

青島国際ビール祭りで楽しむ子供達                      (撮影:寺井造美)

 

オリンピック記念モニュメントを見る家族連れ             (撮影:寺井 造美)

 

金色に輝く遊覧船                           (撮影:寺井造美) 

 

夕暮れ時の斉の長城                          (撮影:寺井造美)

 

賑わう泰山                              (撮影:寺井造美)

 

中本 千秋

 

敵の侵入を防ぐ為、650キロに渡り斉国の人々が積み上げた石壁、それが斉長城。

壁には手積みの簡素な部分もあるが、関所である錦陽関は高く重厚。

本来の役目を終えた今、東西の山肌に伸びる一筋の白線に見える城壁と、

目の前に広がる山椒や粟畑をのんびり眺めつつ、中国最古と言われる長城の一部をカメラに収めた。

翌日、済南環城公園でとても賑やかな光景に目を見張った。

水辺に集う泉水を汲む人、涼をとことん楽しもうとする人々が夕日の中に溢れている。

豊かな自然を都会生活の一部に出来るとはなんと幸せなことだろう。

招かれた晩餐で泉水料理の由来を教えていただいた。

美しい料理の一皿一皿に済南の歴史や文化と願いが込められている。

「美味しいよ!」と勧められた蝉・サソリには毒を制する願いがあるそうだ。

円卓が二周してようやく決心がついた。ン~?…好吃!

関門であった錦陽関     (撮影:中本千秋)

 

遊覧船で楽しむ泉の街、済南                   (撮影:中本千秋)

 

泉水料理                          (撮影:中本千秋)

 

陽光のヨット基地                        (撮影:中本千秋) 

 

ヨット基地からの夜景                   (撮影:中本千秋)

 

楽しい婿選び        (撮影:中本千秋)

 

加藤 るり 

 

400年前、明朝の頃、絹の産地として栄えた交易の町、周村(山東省淄博市)。

観光名所の周村古商城を訪ねた。

当時からある建物の2階から、若い女性の手を離れ、赤い飾りが宙を舞った。

受け取った観光客の男性が、照れながらもお婿さん役を務めていた。

明の時代の婿選びを再現した楽しいイベントで歓迎いただいた。

屋根に龍の飾りがついた重厚な建物は今も商店として使われ、町は賑わっていた。

初秋に、チャイナドレスを着た女性が沢山参加するお祭りがあるそうだが、来年は参加してみたい。

その後訪れた、紀元前の春秋時代につくられた斉の長城は、万里の長城より歴史が古い。

巨大な錦陽関を、かつては沢山の人が行き来し、荷には周の絹もあっただろうと、往時の賑わいを想像した。

山の稜線に沿って地平線まで続く長城。

二千年以上前に積まれた石を踏みながら、歴史に想いを馳せ丁寧にシャッターを切った。

賑わう周村古商城                        (撮影:加藤るり)

 

二千年から三千年へ、山の彼方から続く斉の長城 (撮影:加藤るり)

 

泰山の山頂目指して出発だ                (撮影:加藤るり)

 

南天門までの七千段の道のり               (撮影:加藤るり)

 

青島ビール祭りに舞い降りる天女             (撮影:加藤るり)

 

大人も子供も楽しい青島五輪ヨット基地              (撮影:加藤るり)

 

青島の夜 海の光に戯れる     (撮影:加藤るり)

 

手塚 由起子

 

本堂亜紀先生と行く山東省撮影団の一員として初めて山東省に訪れました。

ワクワクした心のまま関空から向かった先は青島。

到着する頃、機内から煌めく夜景が見え、思わずシャッターを切りたくなりました。到着後、すぐに港へ。

ライトアップされたビル群をバックに海辺で楽しむ親子、友達、カップルたち。

遅い時間にも関わらず、楽しい時を過ごしていたのが印象的でした。

翌朝は小高い丘にある小魚山公園へ。

海水浴場や昔ドイツの租借地だった頃の色鮮やかな建物など青島の街並が一望でき、

異国情緒を感じることができました。

また青島は北京オリンピックのヨット会場になったこともあり

青い海と空の景色は最高でカメラを手放すことができないほどでした。

天候にも恵まれ、訪れた先々では旅遊発展委員会や観光関係の皆様と食事や交流をさせていただき、

観光について熱心にお話しされる姿に、再訪を約束してサヨナラしました。また必ず!

青島祭りの夜はこれから                  (撮影:手塚由起子)

 

青島の青く澄んだ空                    (撮影:手塚由起子)

 

小魚山公園から望む青島の鮮やかな街並           (撮影:手塚由起子)

 

世界最長!海上にかかる橋                 (撮影:手塚由起子)

 

遊覧船で済南観光                      (撮影:手塚由起子)

 

市民の水 黒虎泉                      (撮影:手塚由起子)

 

登山途中、天の街で一休み                  (撮影:手塚由起子)

 

日原 正信

 

初めての山東省。 その中でも、周村古商城と泰山が最も心に残りました。 

周村古商城は、明清時代の建築物がそのままの状態で、当時にタイムスリップしたような感覚になりました。

周村を含め山東省の人々は、笑顔が素敵な人が多くいました。

来てくれた人がどうすれば喜んでくれるかを、常に考えているからだと感じました。

それはきっと孔子の教えが息づいているから。

道中、いつの間にか僕も笑顔になるほどに楽しく温かい街。

帰国してもその気持ちを大切にしていこうと強く思いました。

泰山は、 世界文化遺産と自然遺産の両方に登録され、

皇帝になると、必ず泰山詣でをするので、聖なる山と崇められているとのこと。

南天門から玉皇頂まで700段の石段を登りました。

玉皇頂に着いたら、神聖な空気を感じとても心地良い気持ちになりました。

次回は、御来光を見に来たい。満面の笑顔で山頂にいる自分を今から想像している。

周村古商城街並み                        (撮影:日原正信)

 

周村婿選び                        (撮影:日原正信)

 

周村機織り                           (撮影:日原正信)

 

これから泰山へ                         (撮影:日原正信)

 

泰山。西神門から眼下を望む  (撮影:日原正信)

 

高井 意夫 

青島は海、泰安は山、済南は澄んだ河と湧き泉が特徴だ。

印象に残ったのは、まず、泰安市に位置する泰山だ。街の何処からもその山容が目に入る。

泰山は中国5大名山のひとつで、5元紙幣の裏面に描かれている。

また、儒教の始祖「孔子」が訪れた山で世界遺産に登録された建物や碑が残っていた。

登山を趣味とする私は、海外登山は初めてだったが、この山の魅力に取りつかれた。 

そして、済南市にある環城公園も心に残っている。済んだ河と湧き水が市民の憩いの場となっている。

遊覧船に乗り、水位調整門に驚きながら、黒虎泉で水を汲む市民にカメラを向けた。

ずっと好天に恵まれ、山、河、青空、そして雲が織りなす風景に魅了されシャッターを切った。

次回は体力をつけて、泰山の7000段の登山道に挑戦したい。

五嶽擉尊碑と泰山山頂                      (撮影:高井意夫)

 

 

泰山山頂の青空中国                       (撮影:高井意夫)

 

泰山唐摩崖                            (撮影:高井意夫)

 

泰山から済南を眺める                       (撮影:高井意夫)

 

大明湖に繋がる河にかかる橋                   (撮影:高井意夫)

 

撮影隊の写真、体験談から、山東省の魅力が感じられますね。

撮影隊が行った場所以外にも、まだまだ山東省の魅力は沢山あります!

是非訪れてみてください♪



ページの先頭へもどる