世界遺産登録:1997年平遥古城
へいようこじょう

平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥古城
世界遺産 平遥-平遥懸署
世界遺産 平遥古城屋根
世界遺産 平遥古城

 かつて中国の都市はどこも街そのものを城壁で囲っていたが、現在ではそのほとんどが撤去されてしまい、城壁が一部の都市に残るのみである。そんな中で「平遥古城」は城壁だけでなく、街並、商業施設の配置、役所や市場の位置などが当時そのままに保存されており、いわば街全体が城郭都市博物館ともいえる。城壁内部は、政務を司った建物を中心に4本の大通り、8本の裏通り、72本の路地によって巨大な八卦の図案を形成している。紀元前827~782年の西周時代に築城され、2700年の歴史を持つ。城壁は内部を土で固めて外部をレンガで築く「版築」という工法で作られ、外周6.4km、高さ約12mある。何度か改修が行われたが、1370年から当時の原型を残して、完璧な状態で受け継がれている。
 城内のメインストリートである「南大街」は古くから続く商店街で、明代から続く造り酒屋「長昇源」では、西太后が逃亡中に味わったといわれる薬用酒「黄酒」が手に入る。通りには古城のシンボルで「市楼」と呼ばれる楼閣が建つ。昔、楼閣の下で市が開かれていたことから市楼と呼ばれるようになった。平遥を語るなら、山西商人(晋商)、古い金融機関や古い銀行などを見ないわけにはいかない。中国初の銀行「日昇昌」は平遥で誕生し、発行した手形は当時ではまだ珍しいことだが中国各地で換金できた。
 通りから一歩外れると、静かな住宅街へと一転して、中国北部の伝統的な建築様式である「四合院」という民居が立ち並ぶ。敷地の中央に中庭を置き、それを囲むような形で4つの建物を配するスタイルだ。現在、44の民居が観光客向けに開放されており、内部の見学ができる。
 平遥古城と同じく「双林寺」「鎮国寺」も、世界文化遺産に登録されている。共に県城から車で10分前後の場所にあり、重要文化財の塑像2056体をはじめ、様々な殿閣を見学できる。



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